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循環畑について

循環畑を一緒に作り、私達のすぐ近くにある"いのちの循環"を一緒にご体感頂ければと思います!野菜が育つ上で、人の介入は思っている以上に不要なこと、実は "育てる" のではなく、自然の力で "育っていく" ことに、驚いてもらえたら嬉しいです!                                 

 

Natural Organization Lab  宮慶優子

循環畑とは「自然の循環を大切にした畑」のことです。循環畑では、生物の死骸が土壌となり、その土壌から新たないのちが芽生えています。まさに、生と死がともにある場所です。多様な生き物が互いに繋がりながら、何世代にも渡っていのちを繋ぐ「いのちの循環」が絶え間なく繰り返されています。

循環畑で、匂い、触り心地、音、色、味といった五感を開きながら、虫、微生物、野草、土壌などを「ぼぉ~っと」観察したり、実際に生と死が共にある土を触っていくことで、「いのちの循環」を身体感覚を通じて、楽しみながら学ぶことができます。

循環畑では様々な農法や考え方(無肥料栽培、自然農法、協生農法、有機農法、パーマカルチャー等)から学んだ知恵を、その土地と対話しながら、その土地に合うものを活用し実践していくことを大切にしています。

循環畑の各セッションは「座学」「循環畑実践」「心の循環(自分も自然の巡りの一部であり、あらゆる生き物やお野菜の繋がりを感じる対話)」という構成になっています。実際に土や野草、野菜、虫等に触れながら、体感していくことを大切にしたいと感じています。体感し、観察していく中で、実は「虫にも雑草にも大切な役割がある」ことに気付けます。それは、組織の中で一人ひとりの役割を見出すことにも繋がります。
 

単に野菜が「採れた、採れない」ということではなく、循環畑で生きる多様な「いのち」を感じ、自分の心の成長に繋げることの大切さもお伝えします。「自然のいのちの循環」を通じて、「自分のいのちの循環」に気付きやすくなります。組織運営や人生で必要なことを、循環畑から学んで頂きます。

「座学」と「循環畑実践」の後は、みんなで心の循環をして、「心に響いたことや大切にしたいこと」を対話して、元気になりましょう!きっとみなさんそれぞれの視点から、思わぬ発見や、心に響くこと、現れたがっていることがあると思います。そんな心の声に耳を傾ける時間にできればと思います。

循環畑の詳細日程

01

循環畑 1回目:3/13(土)

13:00~16:00(12:45 受付開始)

「現地分析とテストスペース作り」

循環畑を始める前に、その土地と仲良くなるために、現地分析をします。現地分析から、その土地で育ちやすそうなお野菜の仮説を立てます。その後、小さなテストスペースを作って、何が育ちやすいかをテストしていきます。

02

循環畑 2回目:4/17(土)

13:00~16:00(12:45 受付開始)

「畝の設計と天地返し、コンパニオンプランツ」

循環畑を始める前に、どんな循環畑にするかを設計します(^^)設計に必要な情報を集めて想像力を働かせていきます!設計が大体きまったら、天地返しをして、種を蒔きます!(^^)また、畝でできる苗作りもしていきます。

03

■循環畑 3回目:5/9(日) 13:00~16:00(12:45 受付開始)

「追い蒔き、雑草堆肥作り、ムシャムシャタイム」

種たちは最適な時期を感じ取って、芽を出し、少しずつ育っていきます。風通しがよい状態を作るために、虫さんになった気分でムシャムシャしていきます。また、芽が出ていない種があれば、追い蒔きをします。野草さんたちが育ってきていれば、秋に向けて雑草堆肥も仕込んでいきます。

*虫さん達が大活躍の時期になってきます。虫さんの役割は何でしょうか?ただお野菜を食べてしまう邪魔者なのでしょうか?よく観察したり、調べていくと、虫さんの世界も垣間見えてきます(^^)

04

循環畑 4回目:5/30(日)

13:00~16:00(12:45 受付開始)

「苗の移植、野草と虫の役割、ムシャムシャタイム」

畝で見守っていた苗を植えていきましょう。虫さん達が大活躍の時期になってきます虫さんの役割は何でしょうか?ただお野菜を食べてしまう邪魔者なのでしょうか?よく観察したり、調べていくと、虫さんの世界も垣間見えてきます(^^)同じように野草さんの役割にも思いを馳せてみましょう🌱

​これまでに循環畑を体験された方の声

「枯れてしまった」と思っても実は生きているということが多々ありました。「生きたい」という主張が、生命力が、エネルギーがすごい!目に見えない虫とか細部にも命を感じました。みんな活動しているんだなぁと。(それが見えてくると)野菜や生き物を「〇〇ちゃん」「■■くん」と呼びたくなりました。そういう生き物が作ってくれた食物のエネルギーで、自分の身体が大きくなったり、活動の力になっている。だからこそ、「あなたの命はどう使いますか?」と問われている気がしています。(姫路・Oさん)

循環畑では、キャベツの外葉は青虫に食べさせてあげると良いという話が印象的でした。組織の中でも、青虫のように、自分が見えていない循環の中で、とても組織にとって良い働きをしてくれている人がいるのかもしれないということに気づけました。お互いに良い影響を与え合うコンパニオンプランツの話も学びになりました。軍隊型の組織は効率は良いですが、肥料や農薬が必要になったりします。循環が組織の役にも立つというイメージがわきやすくなりました。(東京・Kさん)

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